【大手メーカーのリクルーター経験あり】リクルーター面談の意味と評価について

LIFE WORK

こんにちは、ナツメです。

「就活でリクルーターから連絡が来たけど面談って何をやるんだろう」
「リクルーター面談ってどんな評価をされているんだろう」

こういった疑問に答えます。

【この記事はこんな人におすすめ】

・リクルーター面談の連絡が来たけど、なにをやるのか分からない人

・リクルーター面談でどんな評価がされているか知りたい人

・リクルーター面談の連絡待ちで不安な人

【本記事の内容】

・リクルーター面談とは?【あなたの何を見ているのか】

・リクルーター面談は何を聞かれるのか?

・面談後に連絡が来ないのはどういうこと?

☑️この記事を書いている僕は、

地方の国公立大学&大学院卒。

大手メーカーに就職後、リクルーターを3年やっていました。面談でどういう所を見ていたか?
リクルーター目線で答えることが可能です。

1.リクルーター面談とは?【あなたの何を見ているのか】

「リクルーター」は就活をしていると必ずと言っていいほど良く聞く言葉ですよね。

「リクルーターが付いたら就活で周りより一歩リードしている」
「リクルーターが付いたから企業は自分を採用したいと思っているのかなあ」

僕が就活をしていた頃はそんなことをよく考えていました。

1-1.〈そもそもリクルーター面談とは?〉

そもそもリクルーター面談とは何でしょうか?

結論:企業が優秀な人材を先行で囲い込みをするために先行で行う面談です。

“就活解禁日”という言葉を聞いたことありますよね。「今年は就活解禁6月からだ〜」と言った感じです。
これは企業が就活生に“面接”を開始しても良い日ということを指します。

ただそれだと企業は遅いと考えているため、就活解禁日よりも前に就活生に声をかけます。(電話でのアポが多い)
この声をかける人が“リクルーター”といわれています。

1-2.〈“面談”と“面接”の違い〉

“面談”“面接”の2つの言葉の意味は同じですが、言葉を使用する時期が違います。

“面接”という言葉は就活解禁日より後でないと、就活生に対して使用してはいけません。
これは就活が開始していないのに、企業が就活生を審査していることを指すためルール違反となります。

一方、“面談”はあくまでも審査ではなく企業のことを知ってもらうための活動を指しています。
ただこれは表向きに言っているだけで、実際は“面談”でリクルーターが就活生を審査しているのが現状です。

1-3〈リクルーターは誰が行なっているのか?〉

基本的にはあなたの大学の卒業生、いわゆるOBです。リクルーターを人事の人間が行うことはほぼありません。

大学のOBで普段は人材採用とは関係ない仕事をしている人がリクルーターを行います。

1-4.〈リクルーターはどうやって付くのか?〉

企業はどのようにリクルーターを付ける学生を選んでいるのか?大きく分けて2パターンあります。

①あなたの大学の学部・学科のOBが企業にいる場合

②インターンや工場見学といったイベントにあなたが参加している場合
(申し込みをしている場合も含む)

①あなたの大学の学部・学科のOBが企業にいる場合

企業の人事は優秀な人材集めに必死です。採用実績のある大学の学部・学科の学生はリクルーター付けの第一候補となります。

②インターンや工場見学といったイベントにあなたが参加している場合(申し込みをしている場合も含む)

インターンや工場見学などのイベントでも人事は優秀な人材を探しています。

表向きに人事は“評価はしていません”と言いますが、これは嘘であることがほとんどです。
必ず評価はしているので、人事にアピールして覚えてもらうことが大切です。

1-5.〈リクルーターが付くことのメリット〉

リクルーターが付くことのメリットは、“内定までのルートを短縮できる”ことです。

内定(もしくは内々定)がもらえるまでのルートはだいたいこんな感じです。

・通常の採用ルート
①ES提出→②グループワーク→③面接1→④面接2→⑤最終面接→⑥内定

・リクルーターの採用ルート
①ES提出→②リクルーター面談1→③リクルーター面談2→④最終面接→⑤内定

リクルーター採用ルートの方が面接回数が少ないです。
また、大学OBの方と面談を行うため話しやすいという利点もあります。

通常ルートの面接はどうしても堅苦しくなりがちです。雰囲気に緊張して面接がうまくいかないということは大いにありえます。

それに比べてリクルーター面談はラフな雰囲気で話ができるため、うまくいきやすいです。

2.【リクルーター面談は何を聞かれるのか?】

2-1.〈リクルーターはどんなことを聞いてくるのか?〉

僕がリクルーターをしている時、よく聞く内容はこんな感じです。

・自己紹介(名前、大学・学科、趣味)

・ESに書いてある内容を詳しく聞く

・雑談

・逆質問

これくらいです。そんなに大したこと聞いてません。
では、就活生のどのような所を見ているのか、みていきましょう。

2-2.〈リクルーターが評価している内容〉

僕が就活生を評価するときはこの4つを意識してみています。

・論理的な会話ができているか?

・協調性のある人がらか?

・グローバルに興味のある人間か?

・なんかできそうな人

ちょっとそれぞれ詳しく話しますね。

・論理的な会話ができているか?

→こちらの質問に対し、的確な回答ができているか?話の繋がりがおかしくなっていないか?

つまりきちんと会話できているかを見ているだけです。

・協調性のある人柄か?

→会社では大学と違いさまざまなタイプの人と一緒に仕事をします。あなたと合わない人間が必ず会社に1人はいます。

嫌いな人とも上手く合わせて仕事ができそうかを見ています。

・グローバルに興味のある人間か?

→グローバルな人間ってよく聞きますよね。でも、グローバルな人間ってどんな人かいまいちよく分からないですよね。

リクルーターが求めるグローバルな人間とは、言語や文化が違ってもうまく接することができる人を指します。

もちろん、海外での仕事に抵抗がない人のことを指す場合もありますが、やはりコミュニケーションがうまく取れそうかが重要ですね。

・なんかできそうな人

→こればかりは話してみての感覚が大きいので難しいのですが、話し方がなんとなくできそうな人は好印象です。

もちろん話す内容もみていますが、それ以上に“できる人の雰囲気”を持つ人は評価が高いですね。

3.【面談後に連絡が来ないのはどういうこと?】

「リクルーター面談後に人事からの連絡が来なくなってしまった」というのはよくあることです。
連絡が来ない場合に考えられるのは2パターンです。

パターン①:リクルーター面談に落ちて一般選考に回された

パターン②:リクルーター面談に合格しているが、その後の対応が遅いだけ

パターン①:リクルーター面談に落ちて一般選考に回された

→リクルーター面談に落ちると基本的に一般選考に回されます。ただ、1度リクルーター面談で落とされると一般選考で合格するのは厳しいと思われます。

パターン②:リクルーター面談に合格しているが、その後の対応が遅いだけ

→リクルーター面談は基本的にスピーディに行われますが、最終面接までに時間が空くことはよくあります。

面談後に連絡が来なくてもリクルーターに聞くのは避けましょう。

リクルーターは評価をしていますが、最終的な合否判定をする権利はありません。
聞いても答えることはできないので、リクルーターに合否の確認を取るのはやめましょう。

最後に、
今回はリクルーターに関する評価内容についてまとめました。リクルーターは就職活動の中で1度は聞くと思います。

連絡が来なくて気持ちが落ち込んだり、もしくは合格の連絡が来て喜んだりと就職活動は人それぞれです。
新卒での就職活動は人生で1度きりですので、自分の就活の軸をしっかり持って、悔いのない就職活動にしてください。

ではまた。

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